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辻堂駅南口徒歩6分, MRI/CT完備
第1.3.5日曜診療
脳神経外科 内科 漢方

神奈川県藤沢市辻堂元町
1丁目7−18−1
JR東海道本線「辻堂駅」徒歩6分

0466-21-9055

腰が痛い / 脚がしびれる

辻堂脳神経脊椎クリニックへようこそ、院長の中川です。

当院にはCT、MRI、レントゲン撮影装置があり、腰痛に対する各種の画像検査と診断を行うことが可能です。当院では診察と各種画像検査による危険な腰痛の除外と腰痛の改善・再発予防を目的とした初期治療が行えます。手術が必要な場合や危険な腰痛の場合には専門病院へと紹介させていただきます。

その腰痛、本当にただの腰痛ですか?

腰痛は体を移動させることが困難になってつらいけれど、ただの痛みと軽く見ていませんか?実は腰痛には重篤な疾患が隠れていることがあります。神経の障害を伴う腰痛もあり、これらはしっかりと診断を行い適切な治療が必要となります。

また腰痛は頻度の多い症状であり、60歳以上では最も頻度の多い症状です。また1度腰痛を起こすと多くの人(44〜78%)が再発し慢性化しやすいことが報告されています。

危険な腰痛や神経障害を伴う腰痛を早期に診断し、また腰痛を慢性化させない治療を行うことが重要となります。

注意すべき腰痛のサイン

腰痛の訴えの中には自然と改善する腰痛も多いですが、危険な疾患が隠れていることもあります。実際に腰痛の2割くらいは「ただの腰痛」ではないとされています。特に以下のような症状は注意すべき腰痛とされています。

  1. 腰痛の発症が20歳未満、もしくは50歳以上
  2. 安静時にも痛む
  3. 癌の治療中である
  4. ステロイド服用中の腰痛
  5. 説明のつかない体重減少がある
  6. 発熱を伴う腰痛
  7. 1ヶ月以上続く腰痛
  8. 下肢の痛みを伴う腰痛

このような腰痛であっても危険ではない腰痛であることも多々ありますが、これらのサインがある場合には危険な腰痛である可能性が数倍となることが報告されているため医師の診察を受けることが勧められます。

腰が痛む原因疾患

ぎっくり腰 / 腰椎捻挫 / 急性非特異的腰痛症

腰を捻った時重いものを持ち上げた際に生じることが多く、急な強い腰の痛みを認めます。レントゲンやMRIなどの検査で異常を認めないため急性非特異的腰痛症と呼ばれます。画像検査では異常を認めませんが、腰を支える筋肉や靭帯、関節の損傷による腰痛と考えられています。自然と良くなることが多いですが、症状が持続し慢性化することもあります。また再発も起こしやすいです。

普段の生活動作や心理的要因が慢性化に関与しています。そのため鎮痛薬やブロック注射による痛みをとる治療に加えて、慢性化や再発を予防するための指導を行います。

外傷 / 腰椎骨折

転倒やスポーツ外傷、交通事故などにより腰痛を起こした場合には腰部の打撲や腰椎捻挫以外にも腰椎の骨折腰椎椎間板ヘルニア腰椎分離症などによる腰痛の可能性があります。腰部を直接打撲しなくても、転落や尻もちなどにより腰椎へ力が加わり骨折することがあります。体を動かすと強く痛む場合や腰の真ん中あたりを叩くと痛む場合には骨折の疑いがあるため、レントゲンやMRIなどの画像検査が必要です。

骨粗鬆性椎体骨折

体を動かすことで痛みが酷くなる、または腰の正中部を叩くと痛みが悪化する場合には上記の通り腰椎の骨折を疑います。腰椎の骨折は骨粗鬆症により起こることが最も多いため、高齢の方に起こりやすいです。骨粗鬆症により骨が脆くなっているため、転倒やそれ以下の軽微な外傷でも起こります。骨折の治療と骨粗鬆症の両方の治療が必要となります。

腰椎椎間板ヘルニア

腰の骨である腰椎は5つあり、腰椎と腰椎の間にはクッションの役目をする椎間板という構造があります。椎間板は若い頃から変性(老化現象)するため、脆くなります。その結果として荷重に耐えられなくなり、押し出されて本来あるべき場所から逸脱してしまいます(ヘルニア)逸脱した椎間板が隣接する神経を圧迫することで強い腰痛や下肢のしびれ・痛みが出ます。

腰部脊柱管狭窄症

腰を構成する椎間板や腰椎、靭帯の変性(老化現象)による変化のため脊髄を包む脊柱管が狭くなることで神経が圧迫される疾患です。腰痛は軽微で臀部や下肢に痛みやしびれが強い場合もあります。これらの症状が立位や歩行により増悪し、前屈や座っていると改善するのも特徴の一つです。

腰椎すべり症

通常であれば上下に整って並んでいる腰椎が前方にすべり出てしまう状態を腰椎すべりと呼びます。腰椎がすべってしまう原因は複数ありますが、大半が椎間板などの変性(老化現象)が原因で起こる変性すべりと腰椎の疲労骨折による分離すべりです。症状は無症状の場合、腰痛のみある場合、腰部脊柱管狭窄症と同様の症状を呈する場合まであります。

脊椎腫瘍 / 脊髄腫瘍

脊椎や脊髄に発生する腫瘍による腰痛で、その多くが癌の脊椎への転移による転移性脊椎腫瘍です。見逃してはいけない危険な腰痛の一つで、中年以降に発症する場合がほとんどです。①癌の治療中もしくは治療後、②最近の体重減少、③徐々に悪化する腰痛などに該当する場合は要注意です。癌などの悪性腫瘍が脊椎に転移するため、腰痛が徐々に改善することはほぼなく、むしろ経時的に悪化していきます。

感染性脊椎炎

細菌や結核菌が他部位に感染症を起こしてから脊椎へ波及したり、外傷やブロックなどの注射をきっかけに脊椎へ細菌が侵入し感染することで腰痛を起こします。発熱がある腰痛の場合は発熱がない腰痛と比べて感染性脊椎炎の可能性が20倍上昇すると報告されており要注意です。安静にしていても腰痛が持続する場合も感染性脊椎炎を疑う症状です。糖尿病や心疾患、透析、免疫力低下などがあると起こしやすいとされています。早急な診断・治療が必要な危険な腰痛です。

内臓疾患による腰痛

以下のような疾患により腰痛を認めることもあります。

  • 泌尿器疾患:腎盂腎炎、腎結石、後腹膜腫瘍など
  • 循環器疾患:腹部大動脈瘤、大動脈解離など
  • 消化器疾患:消化管潰瘍、膵炎、胆嚢炎など
  • 婦人科疾患:子宮外妊娠、子宮内膜症など

当院の診療

01

問診

詳細な症状・経過や既往歴を聴かせていただきます

02

診察

腰部や下肢、神経の診察をさせていただきます

03

画像検査

レントゲンやCT/MRIなど必要な検査を行います

04

血液検査

腰痛の状況や既往歴によっては血液検査を行います

05

治療

薬物治療やブロック注射などの治療を行います

06

病診連携

入院や手術の場合は対応可能な病院を紹介いたします

当院では日本脳神経外科学会専門医/指導医である院長が診断・治療を行っており、ドクターが交代することなく責任を持って長い経過を診療させていただきます。心配がありましたら、お気軽にご相談ください。

1 COMMENT

スタッフ募集につきまして詳細をお伺いできましたら幸いです。
どうぞ宜しくお願いいたします。

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